【書評】天才編集者・箕輪厚介の「死ぬこと以外かすり傷」を読んでみた
今回は、天才編集者・箕輪厚介さんの「死ぬこと以外かすり傷」について書いていきたいと思います。
箕輪厚介ってどんな人?
幻冬舎の編集者。
出版不況と言われ、本が売れないと言われているが今まで、堀江貴文さんの「多動力」や、佐藤航陽さんの「お金2.0」など箕輪さんが編集すればたちまちベストセラーになるのだ。
箕輪さんが編集したものはなんでも売れるため、天才編集者と呼ばれている。
そんな箕輪さんが編集者となるきっかけを与えてくれた本というのが幻冬舎の社長である見城徹さんの「編集者という病」だそうだ。
箕輪さんがオススメする本だから、今度僕も読んでみようと思う。
読んだら、またブログにあげますね。笑
箕輪厚介の神がかった戦略①
箕輪厚介さんについて詳しくなってくると、本当に自由に生きているんだなと思わされる。
なぜ、こんなにも自由にできているのかにも理由があった。
これは箕輪さんが色んなメディアで既に言っている事だが、箕輪さんの出版する本は、書店で1冊も売れなくても損をしないという。
なぜなのか。それはあるビジネスモデルを構築したからだ。
newspicksが展開している月額5000円のアカデミア会員というものがあって、そのサービスの1つで月に一度新しい新刊を配送するといったサービスがある。
そこで、会員となってくる人が大勢いて、元が取れているから赤字になることはない。
だから、会社も好きなことをさせてくれる。
箕輪さんはそういった体系作りをしている。
だから、本当に箕輪さん自身が読みたいと思える本を自由に作れて、フルスイング出来るのだそう。
これを知った時、「なるほど」と思いました。
会社側も赤字になるリスクがある状態だったら、自由気ままに行動させるのは嫌。
ギャンブル的な要素が大きかった今までの出版の状況を一気に変えた。
「これが天才と言われる所以なのか」と感動した。
箕輪厚介の神がかった戦略②
箕輪さんはオンラインサロンを運営している。
わすが、1年で約1300人程の規模になったそうだ。
オンラインサロンとは、今までの働く環境とは大きく違う。
それは自分でお金を払って、ワクワクする仕事をしているのだ。
お金をもらって(給料)仕事をするという今までとは真逆のようなことがオンラインサロンでは起こっている。
辞めたくなったら、お金を払わなかったらいいだけ。
だから、残っているメンバーは常にモチベーションが高いという状況を作り出せる。
そこから、クリエイティブなものが作り出されていく。
さて、オンラインサロンの説明はこれくらいにして、箕輪さんの神がかった戦略を説明しよう。
これも、既にメディアで言っていたことだが、
オンラインサロンは本の出版においてどのような役割を担っているのかということが鍵となる。
今までの本の流れというのは
本 出版→出版→出版
といった普通の流れだ。
だが、ここで歌手なんかを考えてみよう。
歌手 CDをだす→ライブ→CDをだす
といった流れだ。
歌手にはライブというものがある。
歌手のことを好きになればライブに行けばいい。そういった流れがあった。
だが、本の出版においてはなかった。
そこで、箕輪さんの天才的な戦略。
箕輪さん 出版→オンラインサロン→出版
といった流れを作った。
出版された本を読んで、ファンになればオンラインサロンに入る。
そして、2冊目の本が出版されたらまた当然のように買う。
こういった流れを作った。
やはり、天才的だ。
死ぬこと以外かすり傷を読んで学んだ事とは!?
僕はブログを始めて2ヶ月くらい。
ブログを始めた当初はなんにも分からなかった。
友人に「ブログやったら?」と提案されて、それにすぐに「イエス」といい始めたから何も分からない。
ブログなんて読んだこともないし、何を書けばいいのかも分からないという右も左も分からないという状況だったが、毎日更新を続けた。
僕の好きな言葉がある。
「スピードは熱を生み、量は質を生む」
週刊文春の新谷学さんの言葉だそうだ。
更新を毎日のように続けれたのもこの言葉があったからかもしれない。
いくら予定があっても移動中の電車内で書いたり、夜の23時に帰ってきてもそこから死ぬ気で24時までに書いて更新したりと今思い返せばすごい生活をしていたなと思う。
10月から12月くらいまではものすごいスピードで駆け抜けてきたと思う。
「死ぬこと以外かすり傷」を読んでそのような自分が正しい方向を進んでいるんだというのも確認できるし、僕の努力なんかはまだまだだと再認識もさせてくれる。行動をしたいと思わされる。だから、行動する。これで行動しなかったら本当に魅力のない人間になってしまいそうで怖い。
そんな今の自分を省みる機会を与えてくれるのが「死ぬこと以外かすり傷」だ。
ぜひ、みなさんにも一読してみて欲しい。